水中可視化装置AquaMagicシリーズは、これまで不可能と言われていた、あらゆる水中情報(魚種、魚体長、魚数、魚体重、海中ゴミ、漁業情報 等)の可視化を実現。人工知能(AI)による高度な学習・分析を組み合わせることにより、高精度な水中ビックデータAquaMagic-Platformへと進化させます。
付加価値の高い水中情報をお客様へ提供し、水産業(漁業・養殖)、海洋レジャー、海洋開発の発展に貢献し、”Sustanable Oceans” を実現する事がAquaFusionの願いです。
地表の70%を占め、生命の起源とも言われている海ですが、実は我々人類は海の中の事を正確に把握できていません。
例えば、深海は宇宙より到達するのが難しいと言われており、今明らかになっている海底の面積は全体の15%以下、未だに広大な未知の領域が残されています。深海の探査が宇宙探査より難しいと言われている一つに、音速1500m/sの壁を越えることができないことが挙げられます。海底探査には超音波を使いますが、1秒間に1500mしか進まないため、深海の場合、超音波を送信して海底に反射し船に戻るまで数秒かかってしまいます。このため海底の状況を高精度に計測できず、海洋開発の発展を困難なものとしています。
また昨今問題として取り上げられる海洋マイクロプラスチック汚染ですが、海面に浮遊する数ミリのマイクロプラスチックは通常の水中計測機器ではその存在を捉えることが困難なため、海洋汚染がどの程度進んでいるのか正しく把握できていません。
漁業に目を向けてみても、魚群探知機による魚種、サイズ、数量の把握は漁師の長年の経験と勘に頼っており、資源管理型の漁業が中々進まない状況です。今後需要が増加する事が見込まれている養殖産業についても、魚の育成状況や、匹数の把握は飼育員の目に頼っており、定量的な育成状況の把握が困難で多大な労力を要しています。
AquaFusionでは、船舶用の魚体識別機をはじめとして、定点観測機や養殖向け計測機器など、様々な水中可視化装置の開発を進めております。AquaMagicで世界の海を可視化し、水産業や海の抱える問題を解決する事で、Sustainable Oceansを実現します。
会社情報
企業名 | 株式会社AquaFusion |
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事業内容 | 海洋音響機器の製造・販売 |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区港島中町4-1-1-1004 |
代表者 | 代表取締役 CEO&CTO 笹倉豊喜 |
設立 | 2017年1月19日 |
資本金 | 1億4,215万円 |
社員数 | 10名(含役員) |
会社沿革
2017年1月 | 株式会社設立 |
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2017年12月 | 特許6255449号取得(音響測深装置、音響測深方法及びマルチビーム音響測深装置) |
2018年2月 | ICC福岡 リアルテックカタパルトで講演、優勝 |
2018年7月 | リアルテックファンドから35百万円の資金調達を実施 |
2018年9月 | 特許6402224号取得(音響測深装置及び音響測深方法)、特許6587564号取得 (音響測定装置、音響測定方法、マルチビーム音響測定装置及び開口合成ソナー) |
2019年5月 | リアルテックファンドから200百万円の資金調達を実施 |
2019年8月 | 水中可視化装置 AquaMagicを販売開始 |
2020年2月 | 特許6654731号取得(水中情報表示装置)会社AquaFusion |